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理論化学超特急丸わかり講座~全12回

ほとんどのものは水と混ざっている~理論化学超特急丸わかり講座⑥

投稿日:2020年5月21日 更新日:

ほとんど水と混ざっている

ほとんどのものは水と混ざった状態で存在しています。

そのため水と粒子(個体・液体・気体)が混ざるとどうなるのかをみていきましょう。

水は水素結合している

水は水分子H₂Oが水素結合しています。
水分子は、分子なのでもちろん、共有結合です。

電子をお互いに共有するのですが、O原子の方が、電子をひきつける力が強いので、(プラス電荷が強いから)電子はどちらかというと、O原子の方の軌道にいる時間が長くなります。

するとO原子はマイナスに帯電し、H原子はプラスに帯電します。

イオン結合に似ていますが、そこまでの力ではありません。

そのため、ゆるっと、H原子は周囲のO原子と引き付き合い、液体を形成しているのです。(個体になるほどではない)

このように水は水素結合という特殊な結合をしています。

真の溶液

水に粒子を混ぜ、水分子と同じような大きさの粒子でしたら、均一に混ざり合います。これを「真の溶液」といいます。

コロイド溶液

水分子より大きな粒子が混ざった場合は、少し変わったことが起きます。

チンダル現象  光の通り路

コロイド溶液に光を当てると、光を散乱させ、光の通り道をみることができます。これをチンダル現象と言います。

私たちは、光を直接見ているのではなく、光の反射を光と感じています。(反射した光が目に入ってはじめて見ることができる)

大きい粒子が光を散乱してくれるわけです。

-理論化学超特急丸わかり講座~全12回

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