電気分解とは??
電気分解は、電池をつないで、電解質の水溶液を分解する反応です。
電池の負極とつないだ電極を陰極といいます。
電池の正極とつないだ電極を陽極といいます。
陰極は(-)
陽極は(+)
に帯電します。
陰極には+イオンが
陽極には-イオンが集まります。
イオン化傾向の小さいものが陰極で反応します。(イオンでいられなくなる)
イオン化傾向の小さいものは、イオンでいづらいので当然ですね。
陽極では、極板がC,Pt,Au以外のとき、極板が溶けます。
陽極の極板がC,Pt,Auのときは、水溶液中の陰イオンが反応します。
今回で理論化学超特急丸分かり講座は終了となります。
いかがでしたでしょうか??
化学の勉強は、勉強するにつれて、何を勉強しているのかが分からなくなります。
そのため、せっかく覚えた知識も利用できず
「なんだったっけ??」
「酸化還元って聞いたことあるな…」
となってしまいがちです。
そのため
そうならないためには、理論化学はまず全体像を理解することが一番重要なのです。
塾や学校では細かい知識ばかりで、実用的な知識にはなりにくいです。
12回の理論化学講座を通して、まず全体を理解してください。
ただし、12回の理論化学講座を学んでも、大学受験にはまだまだ知識が不足しております。
大学受験用の講座もどんどん執筆していきますのでご期待下さい。