物理や数学の「なんでそうなるの?」は基本的には実験や観察でそうだったからです。
同様に、力とはなんぞや??と考えたときに
まず動いているものを観察します。
動いているものは大きいものから小さいものまであります。
基本的に大きいものは動きづらい。
小さいものは動きやすい。
この動きにくさをm(質量)ときめちゃいます。
大きいもののm>小さいもののm
基本的にはそうなのですが
小さくて重いものがあります。
鉄などです。
だからどうやらmは大きさだけはないようだと分かってきます。
次にひとつの動いているものに注目します。
このものの質量はmです。
これが動く距離はx
速度はv
速度が一定のときは、何も力が加わっていないようです。
でもこの速度が変わるときに、どうやら何か力が加わったようです。
力は見ることができません。
じゃあ、力をこう定義しちゃいましょう。
力は速度を変えるもの
力をFと表示します。
そうしていろんものを実験して
力は質量と速度の変化量に比例することが分かりました。
よって
F=mα
が導かれたわけです。